10月頃〜3月頃がやばい!?冬季うつを悪化させないように気をつけていること3つ
①とにかく1日中身体を温める
→冬の「寒い!(=苦痛!不快!無理!死ぬ!)」と感じる機会を意図的に減らす
②睡眠時間の死守
→冬季うつ時期の第一優先事項は睡眠時間の確保、体の回復に充てる時間をたっぷりとる
③冬季うつの時期に自分にとって最もストレスになることに向き合い、対策する。
「寒さ」はそれは最大の敵
①とにかく1日中身体を温める
家の中でも、外でも、とにかく身体の部位で外気に剥き出しの部分があれば、防寒対策をしていました。首元、手首、足首にそれぞれウォーマーやモコモコ靴下を常備。
あとはUSBタイプの温かくなるアイテムや、寝る時は湯たんぽを使用、寒さを感じるであろう機会を潰しまくりました。
苦痛だった着替えのタイミングで感じる「寒さ」。
なんとかしたくて、パジャマを着たまま出勤時の洋服を上から着られるようにならないか試行錯誤しました。(とにかく脱ぎたくない 笑)
ヒートテックとレギンス、首、手首、足首にはウォーマー、そして腹巻を着用して就寝。
着替えの際はパジャマを脱がずに、そのままニットやパンツを上から着られるように工夫しました(物はサイズ大きめの服推奨 笑)
寝汗は避けないといけないので、寝具とパジャマの微調整は必要。
枕元に着替えを装備し、布団の中でモゾモゾ早着替え、なかなか快適○
ちなみに狭いところで着替えようなんて横着するもんだから、ただの着替えがハードモードに。
なんならモゾモゾしているうちに身体から発熱&眠気も飛ぶ 笑
色気なんぞなんもねぇが、冬季うつ期間は生存が第一優先のためおしゃれ要素はフル無視、意識高い系モードは夏に置いてきたので問題無しです。
もう一つ、就寝時には長めのガーゼケットを導入(140cm×230cm)して、足元の不快なスース感を遮断。結構お高い買い物でしたが、これから一生の睡眠時間にお世話になるものと思うと安い買物、いや最高の投資だったと思う。(1年中使える!)
冬の朝 どうしても起きられない
②朝起きられない
会社を休職したこともあったし、数ヶ月布団から出られなくなって、半分廃人のような時期もありました。精神科に通って薬を服用し続けながら働くことも考えましたが、処方された薬との相性もあまり良くなくあまり改善もせず(今思えば会社に行くことが本当にストレスだった)、その会社も退社して9年ほど勤めた業界を結局は去ることになりました。
ずっと続けてきた仕事を辞めて、これからどうすればいいか不安が大きかったし、まともに働けなくなるのではないかと将来に怯えていました。
昔は
「早く治そう!!治さないとまともな人間じゃない!!」
「自分が怠惰なダメ人間みたいで、嫌だなぁ、情けないなぁ」
「冬季うつのせいで、できないことばかり増えている気がする。。。」
と自分を責めるようなことを考えては暗い気持ちになっていました。
今は
考え方や捉え方を変えるようにして、できること(できないことは無視)にフォーカスするようにしています。
「冬季うつも個性の一つではないか」
「白か黒か、悪い方向に考えすぎていないか(アン○カさんの白ってな。。。が聞こえる)」
「ストレスに感じる状況を改善できる工夫、小さくてもいいからとにかく対処できることがないか、とりあえずやってみる、そして結果どうだったか振り返ってみる」
「寝て、仕事して、ご飯食べて、、、その基本ができれば、もうそれだけで100点じゃん!!!」と自分を褒める。
暗い気持ちになるくらいなら、とにかく睡眠時間を確保して、暖かい布団で寝てしまうことを心掛けていました。
自分にとって一番のストレスとは?
朝の早起きがすでに辛いのに、通勤の満員電車が本当につらかった、、、(毎日ものすごいストレス)
朝の満員電車に乗りたくない一心で、在宅勤務できる仕事に転職したいと決意。
人がごった返す改札や階段、殺伐としたホーム。
大嫌いな空間だったし、本当につらかったな。
ホームにうずくまってしまって、駅員さんに声かけてもらったこともあったな。
当時乗車していた路線の電車に乗るときは、今でも少し体がこわばるというか緊張する。
冬季うつがマックスに悪化した時期は精神科も通って、休職して、家から出る気力も楽しみも無くなって、起きては自分の不甲斐なさ、無力感、将来の不安に泣いて、消えたいという思いがつきまとって。
もう正社員を続けることは無理かな。。。と思った時期もあったけれど、(ってか働ける?死)
今では在宅ワーク可能な職場に転職して、なんとか正社員として仕事も続けられています。
過程はぶっ飛ばしますが、
ハローワークの職業訓練校の制度を活用して、2年間専門学生を経て、IT業界に転職しました。
冬季うつで失った2年間(気力・お金・時間)は今思うと本当にもったいなかったな。
がんばる、無理する必要はないけれど、自分自身のストレスを観察して対処してあげる、できるだけ早い段階で対策を立ててあげることは必要だなと思います。
冬季うつで動けなくなってしまう前に、、、
「冬季うつ」っていいとこもあるよな?(圧)な視点
冬季うつ持ちの人って、「心底本当にストレス」なことと正直に向き合えるのが、冬なのかもしれないなと思います。
春夏秋は良くも悪くもちょっと無理がきくからね 笑
本音を自分の中で誤魔化しちゃう?美化しちゃう??ような。
「冬季うつ」、おまっっまじなんなん????(怒)
と思うことも(99%)あるけれど、
自分の意味づけ次第でなんとでもなる部分もあるのかなと。(1%であっても、、、)
そんな力んで生きる必要なくね?肩の力少し抜きなよ!大丈夫やから!
よそはよそ、うちはうち。マイペース上等、気にすんな!
もっと生きやすいように、空気吸いやすくなるように考えたらいいのでは?
「冬季うつ」持ちの自分だからこそ、自分自身に良い意味で諦めというか、限界というか、足るを知るというか、自分をいじめないようにしよう、優しくしてやろうぜっ☆って。
「周囲の過度な期待に応えたり、できない努力はしなくていい」そんな境地ができたり。
「自分何がしたいんや(嫌なんや)?」と自分自身を掘り込む機会をくれたり。(そんなもんいらん?笑)
冬季うつにならなくて済むならもちろんそっちが良いかもしれないけれど、なったらなったなりに生きていかないといけないのでね、、、あんなやつでもいいとこもあんのよって言ってやりたいあげたい。
いい意味づけも悪い意味づけも「自分はそう思う、以上。」の世界だからなんでも良いのです。
毎年冬と共にやってくる厄介者だけれど、
微力でもマイナーでも、自身のアップデートを続けて、厄介者とうまくやっていくための術を磨いていきたいなと思います。
世の中の冬季うつ持ちさんに幸あれ!!!☆☆☆